株式会社GRCSが、ゲーム感覚でセキュリティを学ぶクラウド型教育サービス「シンプラZ」の標的型・フィッシング詐欺対策コンテンツを、教育機関向けに無料で提供します。
「シンプラZ」は、現在、休校措置などで、オンライン学習やインターネットを利用する機会が増えているという状況下において、生徒や教師がセキュリティに関して必要な知識をつけ、安全にインターネットを利用することを支援するサービスです。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い緊急事態宣言が発令されたことで、多くの教育機関で休校措置などが取られたことによって、オンラインでの学習機会が増えるなど、外出自粛の状況と合わせ、生徒のインターネットの利用機会は急激に増えていると考えられます。
インターネットを利用する上で、最低限の情報セキュリティリテラシーを習得し、フィッシング詐欺やマルウェア感染などサイバーリスクの危険性を認識することは必要不可欠です。「シンプラZ」は、主に大学や企業向けに2013年より提供されてきた、ゲーム感覚で学べるクラウド型セキュリティ教育サービスです。
このたび、九州大学をはじめとする教育機関での実績も豊富な「シンプラZ」が、教育機関向けに、無料で提供されることとなったわけです。
今回提供されるコンテンツは、標的型攻撃やフィッシング詐欺について学べるものです。悪意のあるメールやWebサイトの見分け方、インターネットを利用する上での最低限のセキュリティ対策など、個人で対策できる手段を手軽に学ぶことができます。
無料提供の対象となるのは、日本国内の中学校・高等学校および準じる組織または教育委員会です。利用期間は、申込み受領日より2020年5月6日までの予定となっています。