香川メディア教育研究会では、21世紀を生きる子供たちが、イノベーションのための学習スキル・情報・メディア・テクノロジーのスキル・キャリアのスキル…こうしたスキルを身につけるための活動を2009年より行っています。
平成30年度の新しい取り組みとして、子どもたち向けのプログラミング教室、教職員向けのプログラミングワークショップ、学校向けのプログラミング出前授業に取り組むことを考えています。そのためのクラウドファンディング『子どもがワクワク!夢中に!楽しくプログラミングを学んでほしい』を実行することにしました。
2018年2月26日からスタートし、4月12日(木)までの45日間で、目標金額50万円を目指す挑戦です。クラウドファンディングはインターネットを通じて、人々に比較的少額の資金提供を呼び掛けるもので、「ALL or NOTHING」という仕組みのため、目標額に1円でも届かないと0円になってしまい、それまで集まった支援金も受け取れなくなります。
今回目標が達成できたら、支援金でタブレットとプログラミングで動かすロボットを購入するということです。それを使ったワークショップを学校の長期休みを中心に年間5回程度開催する予定です。さらに要望があれば県内外各地や小学校などの出前授業の開催も検討しています。
プログラミング教育をするためには、コンピュータやタブレット、プログラミングによって動くロボットなど、ある程度の機器が必要であることから、子どもたちがプログラミング学習を体験する場はまだ少ないのが現状です。このプロジェクトは子どもが「ワクワク」「夢中になる」ということを通じてプログラミングを意識することなく楽しみ、いつの間にかプログラミングの世界に入って、やる気につなげたい、というのが目的です。
プログラミングは、他の英語や道徳よりも「自分には無理だ」と先生や周りの大人たちが尻込みして、後回しにされがちなようです。それならこうした取り組みに賛同することで、まずは体験する場所を作る手助けをしてみてはどうでしょうか。子どもたちと一緒に楽しめる場になるかもしれませんね。
子どもがワクワク!夢中に!楽しくプログラミングを学んでほしい