株式会社フルノシステムズは、学校や教育委員会を対象に、クラウド上で無線LAN管理を実現するクラウド管理型無線LANサービス「UNIFASクラウドアカデミック」の提供を開始します。UNIFASクラウドアカデミックとは、学校での無線LAN環境構築において、クラウド上にあるフルノシステムズの無線ネットワーク管理システム「UNIFAS(ユニファス)」を活用し、無線LAN管理サーバの準備から、サーバの監視や運営までを一括で担うことができるサービスです。
パートナー企業や代理店向けに提供するサービスで、パートナー企業や代理店各社は、ユーザーが利用するWi-Fiの提案・サポート業務に専念することが可能となります。また、初期導入費用やランニングコスト削減などのメリットを提案することができます。
従来のオンプレミス(自社運用)型のネットワークでは、複数の拠点に無線ネットワークを構築する場合、各拠点にコントローラを設置する必要があり、導入費用や管理・運営の面で手間がかかっていました。UNIFASクラウドアカデミックではUNIFASサーバをクラウド化することで遠隔での管理が可能にあります。これにより中央のサーバから複数拠点の無線LANの統合管理が実現し、各拠点における導入コストやメンテナンスなどの手間を削減でき、パートナー企業や代理店の負担も軽減されます。
クラウドで管理する特性から、ICT機器を活用した授業に必要なWi-Fi環境を地域の複数の学校に展開することに適しています。サービス開始は2019年8月下旬の予定です。地域の学校全体で、関連校を一括で、このように複数の拠点を統合管理することができることで、コスト削減だけでなく、教育コンテンツの共有が広がるなど多くのメリットが得られそうですね。
フルノシステムズ、学校や教育委員会向けに展開するクラウド管理型無線LANサービス「UNIFASクラウドアカデミック」の提供を開始