文部科学省は、自分らしい生き方を実現するための力を育むキャリア教育を推進することを目的として、9月21日公開の劇場版『若おかみは小学生』とタイアップを行います。
文部科学省の施策の啓発メッセージ「大切なもの。力を出し合うこと。大人になること。小学生から、キャリア教育」を掲載したポスターを作成し、全国の小学校、義務教育学校、特別支援学校に約2万枚、配布します。
映画では、事故で両親を亡くし祖母の許へやって来た小学生の主人公が、祖母の営む温泉旅館での修業に奮闘する中で、新たに出会った仲間と協力しながら宿泊客とのトラブルなどの困難を乗り越え、成長していく姿が描かれています。平成32年度から施行される小学校新学習指導要領では、特別活動を要として、学校の教育活動全体を通して、キャリア教育の充実を図ることが示されました。文部科学省としては、タイアップし映画を観てもらうことで、子供たちに、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を考えていくことの大切さを伝えていきたいと考えています。
多くの子供たちが自分らしい生き方を実現するための力を段階的につけていく、キャリア教育の実践の促進につながることが期待されます。
劇場版『若おかみは小学生!』
9月21日(金曜日)全国ロードショー
原作:令丈ヒロ子・亜沙美(絵)(講談社青い鳥文庫「若おかみは小学生!」シリーズ)
監督:高坂希太郎
脚本:吉田 玲子