株式会社ガッコム、MS&ADインターリスク総研株式会社は提携し、新サービス、児童・生徒の「登下校時の安全確保支援」のサポートを開始しました。近年、登下校中における児童・生徒の死傷事故・事件が相次いで発生しており、未来在る尊い子どもの命を守るため、安全対策強化の機運が高まっていることが背景にあります。
ガッコムは現在、不審者・治安情報サービス「ガッコム安全ナビ」を運営しており、全国の自治体や警察から配信される事件・事故情報を、地図・アバター・アイコン・グラフなどで、直感的に分かりやすくWeb・アプリで確認できるサービスを展開しています。31種の事件・情報を取扱い、1000種以上のアイテムで不審者を表現したアバターと共に、40万件以上の事件・情報を掲載・配信しています。
このたびの新サービス、児童・生徒の「登下校時の安全確保支援」は、座学研修を通じて「①国における登下校時の安全確保に関する取り組み」「②通学路における危険箇所を洗い出すための着眼点」「③リスクを低減するための対策」について学ぶことができるメニューです。
具体的には、文部科学省が公表する通学路点検時のチェックリストに基づき、実際の事例をあげて通学路における危険箇所の荒い出し方やリスク低減のための対策について学びます。また教職員が所属する学区を想定した上で、通学路における危険箇所およびリスク低減のための対策を検討するワークに取り組み、それらの情報を参加者内で共有します。さらに、このサービスを通じて確認された危険箇所の情報などを共有することで、防災関連部門や警察などの関連組織との連携強化にも繋げることができます。
登下校時の安全は、子どもたち自身に注意を促すことも大切ですが、リスクを事前に読み取り、低減するために大人たちが結束して取り組むことが子どもの健康・生命を守るために必要なことなのではないでしょうか。子どもたちが悲しい事件・事故に遭遇することのないように、これからも努力していきたいですね。