一般社団法人国際教育研究コンソーシアム(以下、RECSIE)は、大学の卒業証明書などの学修歴証明書をデジタル化し、オンライン上で発行する「オンライン学修歴証明ネットワーク」のサービス提供を開始した。
■オンラインによるデジタル学修歴証明書の実証実験を開始
このサービスを構築するため、RECSIEはアイルランドのDigitary社と業務提携を行った。RECSIEとDigitary社は、2020年9月よりオンラインによるデジタル学修歴証明書の実証実験を開始し、2021年の本格運用を目指す。
■学修歴証明書をオンライン上で取得
この取組により、学修歴証明書をオンライン上で取得し、証明書および検証のためのリンクURLを提出先に送付するという、日本初のデジタルソリューションプラットフォームが提供される。
■デジタル認証された卒業証明書にアクセス
いつでも、世界中のどこからでもPCやスマホを使ってオンラインでデジタル認証された卒業証明書や成績証明書にアクセス可能。日本国内のみならず海外の留学先や就職先でも、検証可能な公式証明書として送付することができる。
<オンライン学修証明ネットワークの特徴>
・日本語、英語によるサービスとサポート
・学習者は24時間いつでも、世界中どこからでも、自分のPC、タブレット、スマートフォンからネットワークにアクセス可能。
・学習者に、セキュアなデジタル形式で、検証された公式な成績証明書、資格証明書、その他の証明書へアクセスし、閲覧し、提出先と共有できる。
・日本の高等教育機関は、デジタル文書やデータを自主的に管理設定。ブランド価値を維持しながら、学生や卒業生のために効率的で生産的なサービスとして提供できる。
・セキュアなグローバルネットワークを通じて、国内外の学生からの証明書発行依頼を自動化処理できる。
・日本の高等教育機関が、学歴ポートフォリオ、マイクロクレデンシャル、MOOCなどの先進的な高等教育ビジネスモデルを実現できる。