エプソンは、本体に大容量インクタンクを搭載したビジネス向けインクジェットプリンター、「エコタンク搭載モデル」4機種を2020年7月9日より発売する。『PX-M6712FT』『PX-M6711FT』はA3ノビカラーインクジェット複合機、『PX-M791FT』はA4カラーインクジェット複合機。『EW-M5610FT』は顔料黒と染料カラーのA3ノビカラーインクジェット複合機。「高い設置性」「高画質」「高生産性」の3つの価値を実現した。
『PX-M6712FT』『PX-M6711FT』『PX-M791FT』は、A4カラー文書が1枚当たり約2.0円(税別)、A4モノクロ文書が1枚当たり役0.8円(税別)という低印刷コストを実現。また、インクボトルの追加購入で1回交換すれば、A4カラー文書をカラーインクで約6,000ページ、ブラックインクで約7,500ページと、大量プリントが可能になる。
上記3機種は、いずれも従来機種に比べ「高い設置性」を実現している。特に『PX-M6712FT』『PX-M6711FT』では従来機種より体積比で約30%、設置面積で約20%削減。印刷スタート後に自動で伸長する排紙トレイは、A4とA3を見分けて伸長サイズを調整するため、狭いスペースでも使いやすくなっている。
エコタンク搭載モデルに対応した新開発の顔料インクを搭載し「高画質」を支える。顔料インクは濡れてもにじみにくい、マーカーに強い、裏移りしにくいといった特徴がある。総印刷枚数でも従来機種の約1.3~2.5倍と高い耐久性、さらに高速印刷と「高生産性」を実現している。
『EW-M5610FT』はA4カラー印刷が1枚約0.9円(税別)、A4モノクロ文書が1枚約0.4円(税別)という低印刷コストで、インクボトルを1回交換するとA4カラー文書をカラーインクで約6,000ページ、ブラックインクで約7,500ページの大量プリントが可能。A3ノビ印刷、A4サイズの自動両面印刷にも対応とオフィスに十分な性能を持ち、コンパクト設計で家庭にもなじむデザインのため、在宅ワーク用プリンターとしても利用できる。
価格はいずれもオープンプライス、エプソンダイレクトショップ他で7月9日より販売される。