株式会社イー・ラーニング研究所は、小学生から夢や目標を持ち、社会で必要な力を育む疑似体験型ゲーム教材「子ども未来キャリア」を開発しており、8月に新しい教材を追加した。これに伴い、すでに本教材を導入している大阪の複合型学童ファンファンキッズでは、新しい教材を使った体験会を2020年8月23日(日)に開催した。
■友達と協力する大切さを知る
「子ども未来キャリア」体験会では、120分を通して「友達と協力する大切さを知る」ことをテーマに、新しい教材を用いたゲームを行った。ファンファンキッズに所属している小学2年生から6年生までの計9名が2チームに分かれて参加した。
■病人をなくすためにチーム全員で協力
ゲームではまず、それぞれの子供が自分の担当する国にいる病人を治療するために、畑を開拓し、薬草を育て、クスリを作っていった。ゲームが進むと、自分の国で開発できるクスリでは治療できない病人がいることに気付き、他の子どもたちと薬草やクスリを交換することで、自分の国の病人を治療していった。チーム全員の国から病人がいなくなるよう、チーム全員で協力した。
■みんなで協力することで得られるメリット
今回の体験会では、特に子供たちが意見を出し合う場面が多く、今まで以上に盛り上がりを見せた。通常のゲームでは勝ち負けを競うことが目的となり、自分本位になりやすいが、体験会では「みんなで協力すること」によって得られるメリットの大きさに気づくことができた。さらに、独り勝ちによる優越感だけではなく、みんなで目標をクリアする達成感が得られた。
■子供たちが主体的に学べるツールとして導入
ファンファンキッズは、キャリア教育への関心度が高く、子供たちが体的に学べるツールとして、「子ども未来キャリア」を導入。「子ども未来キャリア」は、使用する教材やオリジナルゲームが緻密に考えられており、子供たちが楽しく学べる要素がちりばめられている。これまで3回の体験会を開催しており、保護者からは「子どもの意識が変わった」などの声が寄せられている。
【ファンファンキッズ 若林泰孝スクール長 コメント】
「子ども未来キャリア」では、体験会での学びを継続するための工夫もきちっとされており、体験からさらに深い学びへと誘導することが可能だと感じた。体験会で終わりではなく、体験会を入り口として子供たちのキャリア教育に繋げられたらと思う。今後も「子ども未来キャリア」の教材を使い、毎月2〜3回の体験会を実施できたらと考えている。
<「子ども未来キャリア」体験会概要>
日時:2020年8月23日(日)10:00~12:00
場所:ファンファンキッズ(大阪府箕面市如意谷 4-3-11)
主催:ファンファンキッズ
URL:https://www.funfun-kids.com/
<「子ども未来キャリア」概要>
教材対象年齢:小学1年生~小学6年生
販売対象:全国の子ども向けスクールや学習塾など教育関係の組織・企業
カリキュラムの特徴:「子ども未来キャリア」では、「QMIメソッド」と呼ばれるアクティブ・ラーニング型の独自メソッドを用いて授業を行う。使う学習ツールは子供たちに具体的想起をうながす「スライド投影」と学習テーマを疑似体験できる完全オリジナル「テーブルゲーム(ボードゲーム・カードゲーム)」。「QMIメソッド」では、子供たちが自分のこととして体験できるため、意欲的かつ、効率的に楽しみながら学ぶことができる。