株式会社エクシードは、同社が全国にフランチャイズ展開するプログラミング教室「Tech for elementary」において、東京学芸大こども未来研究所と“ものづくり×プログラミング”の体験的STEM教育プログラムを共同提供することとなりました。2018年12月より順次開講する予定です。
この講座は、東京学芸大こども未来研究所で研究開発している「STEM未来メソッド」による教育方式に基づいて、開発した新しい学習プログラムです。この学習プログラムでは、台湾で普及しているGigo(R)ブロックを教材として活用し、現代の子どもたちに不足しがちな体験学習の実践を通して科学的な思考法と想像力を身につけ、またプログラミングにより動きをつけながら論理的に考える力を育みます。
教育界で特に注目されているSTEM教育、Science(科学)Technology(技術)Engineering(エンジニアリング)Mathematics(数学)を統合的に進める教育の動きのことですが、このプログラムでは、“ものづくり×プログラミング”による、創造的な問題解決の学習を通して、理科や算数・数学、技術(情報を含む)などを統合的に捉えるSTEMの視点と、問題を発見し解決する姿勢や自ら学びに向かう意欲を育てます。
STEMの視点に立つことで、学校で学ぶ知識をより確かなものにするとともに、将来の大学での学びをも見据えた理数を探求、活用する素地を育成します。さらには、プログラミングなどを活用して新しいものやしくみを作り出すエンジニアリングの活動(創造的な問題解決の学習)を通して、自分が科学技術や社会と同かかわりを持っていくのかを自ら思考できる児童・生徒を育てることを目指しています。
大学での研究と、民間の校外学習施設とのコラボレーションで、子どもたちへのより良い学び、学習への意欲といったものが育てられるといいですね。手を使って体験して学ぶしくみ、子どもたちも楽しめるのではないでしょうか。