つくば市で「つくば市こども未来プラン」が策定されました。
プランの内容は、「安心できる居場所と学習環境で、つくばの子どもたちを育む」というものです。
つくば市で、就学援助や生活保護の対象となっている1~9年生の児童生徒は、 平成30年度に1,219人にのぼり、平成29年度の調査では、所得水準によって学校以外の塾など、学習環境に違いが存在する傾向が見られました。
現在、 市内で提供されている学習支援は限定的であり、 安心できる居場所づくりを含め、施策の充実を図る必要があります。
そのことから、必要となる政策を中長期的な視野に立って、部局横断的に実行するため、このたびの「つくば市こども未来プラン」が策定されました。
プランの達成目標は、以下の5つです。
1.自己肯定感を持つ児童生徒の割合の増加
2.将来の夢や目標設定力を持つ児童生徒の割合の増加
3.家庭学習の習慣づけができている児童生徒の割合の増加
4.「よくわかる」「わかる」を実感できる児童生徒の割合の増加
5.希望者全員の高校進学・卒業
期間的には、平成31年度からの5か年プランで、ボランティア説明会の開催や学習支援事業者向けの研修会・意見交換会など、市民が参加しやすくし、経済的に困難を抱える子ども、また保護者を支援していきます。
居場所支援、学習支援として、具体的には子ども食堂や学習を支える場が考えられており、支援すべき子を残してしまわないよう、データ収集にも努めていきます。