子どもたちにとって「わかりやすい」授業をテーマに、仙台高等専門学校の関戸先生が実践する授業が、「Find!アクティブラーナー」にて公開されています。
関戸先生の授業は、「わかりやすい」ではなく「学びやすい」が、キーワードとなった授業です。その根本にあるのは、 決して教師中心ではなく「学習者中心」 という考え方です。
新学習指導要領では、「教師が教える」ではなく、「生徒が学ぶ」という授業へと質的転換がはかられています。
今まさに、全国の先生方は、それに向けた準備、取り組みをスタートされていることだと思いますが、今回、関戸先生の実践には、 そんな先生方が参考になるであろう アイデア、ヒントが満載な授業を視聴することができます。
視聴前には、押さえておきたいポイントが、2点あります。
1つは、学習者中心の「学びやすい」授業をするには何を意識すべきか?で、もう1つは、その意識したものをどのように授業の中にデザインしていくか?です。
2点を念頭に置いて観れば、 今後の授業設計、取り組みに対し、大きなヒント、指針となりうる考え方がスムーズに出てくる可能性が高くなります。
さらに、関戸先生ご自身がさまざまな研修に参加されてきた中で得た知見・ノウハウもふんだんに組み込まれており、添付には、東京大学・栗田佳代子氏、中原淳氏(現 立教大学)が、 主任講師を務めたオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」 にあるクラスデザインシート参考の指導案もご覧いただけます。
学習者中心の授業づくり 「学びやすさを『デザイン』する」 (仙台高等専門学校)