株式会社B Inc.は、同社が提供しているこどもパソコン「IchigoJam」の理解やスキルを計る「IchigoJam検定」を今春より開始します。総務省から発表されている「若年層におけるプログラミング教育の普及促進事業」に伴い、プログラミング教育への関心が高まっていることを背景に実施されるもので、知識やスキルを計るだけでなく、IchigoJamを利用したプログラミング教育等の教育カリキュラム基準に活用できます。
「IchigoJam」は小さなメモリ(RAM4KB)で動作するIchigoJam BASICをOSとして搭載したプログラミング入門用ワンボードマイコンです。ビデオケーブルでテレビにつなぎ、PS/2キーボードを差し込み、microUSBを電源としてつなぐだけで、プログラミングの学習を始めることができます。
検定の受験対象は小学生以上とし、プログラミング力の向上だけでなく、プログラミング教育の認知度向上およびこどもたちのステップアップ意欲の育成を目的としています。検定は年4回実施予定で、球種は1級から10級で構成されています。設問は「IchigoJamでプログラミング」「親子でベーシック入門IchigoJamではじめてのプログラミング」に加え、「IchigoJamはじめのいっぽ」プリントの内容を元に作成されています。
IchigoJam検定はB Inc.と検定実施の契約を結んだプログラミング教室などで受験できます。全国のプログラミング教室など、検定を希望する団体はB Inc.へ検定実施管理の申込みをして、検定実施にかかる委託契約を締結することで「IchigoJam検定」を実施することができます。検定開始当初は9級と10級のみの実施となり、8級以降は順次開設する予定となっています。
新しくプログラミングが必修化されるに当たって、理解や習得についての基準ができれば、成績を作るときにも助かるのではないでしょうか。実際にプログラミングを学ぶ子どもたちだけでなく、子どもたちに指導する側の習熟度を計るのにも活用できそうですね。
2018年春「IchigoJam検定」を開始いたします!〜2020年のプログラミング教育必修化に向け「IchigoJam」をお役立てください