東京都が、児童生徒の安否連絡方法を盛り込んだ『災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック』を作成しました。
災害発生時に帰宅困難者となった際に心配な事項として、「家族の安否情報」が最も多く挙げられています。家族の安否情報に対する不安を解消するためには、大規模震災の発生時に、保護者に対し、児童生徒が所属する学校や保育所等の施設から児童生徒の安否を円滑に連絡することが重要です。ハンドブックは、学校等の施設の安否確認体制・連絡方法の参考となるよう作成しました。
コンパクトで使いやすいA5サイズです。ハンドブックに直接書き込んでマニュアルとしても活用可能です。大規模災害発生時における児童生徒の安否確認の重要性、事前準備などの記載、災害発生時に活用できる安否確認チェックリストも添付しています。
また、コピー&ペーストして活用できる安否連絡用参考文例を記載。英訳付きです。すぐに実践できる安否確認訓練実施例も記載しています。
11月中に、都内に所在する幼稚園・保育所・小学校・中学校・中等教育学校・高等学校・特別支援学校・学童クラブ・児童館等に配布を予定しています。
大規模災害が発生したときに、児童生徒が所属する学校等から児童生徒の安否を保護者に連絡することができれば、保護者の不安を解消し、保護者は安心して安全な場所に留まることが可能となります。安否確認連絡体制を整えることはとても大切ですね。
「災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック」の作成について | 東京都