5月の第2日曜日「母の日」に、亡き母の墓前を訪れる『母の日参り』が近年広がりを見せています。その普及活動に取り組む薫香製造・販売の日本香堂をはじめとする有志12者(6企業・6団体)からなる『母の日参り』パートナーシップが4月23日、都内にて「『母の日参り』パートナーシップ 2019年度 共同プレス発表会」を開催しました。
「母の日には、亡き母に対しても“感謝の祈り”を贈る」という、同記念日の新たな文化の普及と令和元年の母の日となる5月12日に向け、パートナーシップ各者は、本格化する取組について発表。また、故人に手紙を書くことで死と生をつなぐ活動を推進している一般社団法人 手紙寺が、13者目のメンバーとなることが発表されました。
当日は、亡き母へ宛てた手紙作品による「『母の日参り』手紙コンクール」の、金賞受賞作品の発表と受賞者への賞状授与も行われ、選考委員長を務めた俳優の草刈正雄さんが登壇。トークセッションでは亡き母との思い出を語りました。
2回目の開催となった「『母の日参り』手紙コンクール」は、“亡き母への手紙”をテーマに、400~600字程度の書簡形式で表現された未発表・オリジナルのノンフィクションを募集。1,322篇の応募の中から選考の結果、金・銀・銅の8篇の受賞作品が決定しています。
なお、本コンクールは、書籍化プロジェクトにより、7月の発刊に向けて進行中であることが、発起人であるライター・ブックプランナーの佐藤俊郎さんから発表されました。