くもん出版は一般財団法人こゆ地域づくり推進機構との共催で、7月11日に「新しい学びづくり講座」をオンラインで実施する。全国の公立小学校に先駆け、プログラミング授業を推進してきた松田孝氏の講演をもとに、GIGAスクール構想をはじめとする、新しい学びへの変化のなかで、未来を生きる子どもたちの教育を考え、学校現場におけるICTやプログラミングを導入するにあたり、必要な環境・知識・技術について教員同士が語り合う場となる。
開催日時は、2020年7月11日(土)13:30から15:00。オンラインコミュニケーションツールZoomを使ってのオンライン講座。参加対象者は全国の学校教職員、教育委員会関係者など。参加費は無料、定員100名。先着順。。
内容は、松田孝氏の講演「『学校を変えた最強のプログラミング教育』から考える未来の学校づくり」、質疑応答、Zoomのブレイクアウト機能を使用した5名程度のグループで討議。討議は2回実施予定。
松田孝氏は、東京都公立小学校教諭、指導主事、主任指導主事を経て、2016年に小金井市前原小学校に着任、全国に先駆けて1人1台の情報端末を中心として授業実戦と、新しい学びのトリガーとしてのプログラミングの授業を積極的に推進した。2019年に辞職、合同会社MAZDA Incredible Labを設立。現在はSociety 5.0の新しい学びの実現を目指すシンクタンクの代表だ。
本講座は、GIGAスクール構想など「新しい教育」へ変化する中で抱える漠然とした不安を解消し、Society 5.0時代を生きる子ども達に役立つ教育を考える場として開催される。コンピテンシー(自己調整力)を重視した学びのありかたを共に考え、新しい教育への契機とすることを目的としている。