BIGLOBEは、全国の20代から60代の男女1000人(うちSNSを利用している人770人)を対象に、2020年8月5日・6日にかけて「withコロナ時代のストレスに関する調査」を実施。その調査結果の第2弾が8月26日に(水)に発表された。
■withコロナ時代にSNSに自身の行動を投稿するのに抵抗を感じる
SNSを利用している人に「withコロナ時代になってから、自身の行動をSNSに投稿することに抵抗を感じるか」との質問では、「感じる」(18.8%)、「やや感じる」(15.2%)と回答。3割強がコロナの影響で、自分の行動をSNSに投稿することに抵抗を感じるようになったことが明らかとなり、「感じない」(12.5%)、「あまり感じない」(7%)を上回る結果となった。
■20代の3割がSNSで誹謗中傷をされたことがあると回答
「SNSで他者から誹謗中傷をされたことがあるか」とSNSの利用者に聞いたところ「よくある」(4.5%)、「たまにある」(13%)という結果になった。年代別では、20代は「よくある」(10%)、「たまにある」(18.9%)と回答しており、3割弱がSNSで誹謗中傷をされたことがあると回答した。
■一般人をSNSで誹謗中傷したことがある20代は15%に
「SNSで一般人・著名人に対して誹謗中傷をしたことがあるか」の質問では、全体の7%が誹謗中傷をしたことがあると回答。年代別では20代が最も高く、一般人に対しては「よくある」(7.8%)、「たまにある」(7.2%)で2割弱、著名人に対しては「よくある」(5.6%)、「たまにある」(6.1%)で1割強が、誹謗中傷をしたことがあるとしている。
■嫌いで我慢ならないからが誹謗中傷の理由
「SNSで他者の誹謗中傷をした理由」については、「対象が嫌いで我慢ならないから」(33.3%)がトップ。以下、「日常のストレスのはけ口」(23.3%)、「対象に嫉妬があるから」(23.3%)、「誹謗中傷をされたので言い返した」(20%)、「かまってほしいから」(20%)、「暇だから」(15%)、「面白いから」(13.3%)と続く。
■6割弱が著名人が非難されるのは仕方ないと回答
「著名人が一般人と比べて発言や行動を強く非難されやすいことをどう思うか」を質問したところ、「仕方ないと思う」(16.9%)、「やや仕方ないと思う」(39.5%)と回答。6割弱が、著名人は非難されやすいのも仕方ないと考えていることが明らかとなった。
■SNSの誹謗中傷の罰則を強化すべきは8割に
「SNSでの誹謗中傷に対して罰則を強化すべきか」の質問では「そう思う」(50.3%)、「ややそう思う」(34.8%)の回答が圧倒的に多く、全体の8割強が罰則を強化すべきという結果となった。