一般社団法人 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)が平成28年度事業に受託した掲題の事業成果が、文部科学省から公表されています。
この28年度事業では、ICT支援員に求められる資質・能力を「スキル標準」として明確にし、一定の資質・能力を備えたICT支援員を育成するための「育成モデルプログラム」を開発、それにより、ICT支援員の育成・確保を図ることを目的として実施されています。
学校におけるICTの活用を普及・定着させるために、ICT支援員の必要性が認識されています。それにもかかわらず、ICT支援員の役割が明確でなく、また、その質が不均一であるなどの要因によって地方財政措置を活用するという事態も起こってきます。そうして、ICT支援員を十分に確保できていないというのが現状としてありました。
そうしたことから、ICT支援員の育成・確保を図ることを目的として、実施されることとなりました。
一般社団法人 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は、2014年4月に、日本教育工学振興会(JAPET)とコンピュータ教育推進センター(CEC)が合併して発足しました。
JAPET&CECは、教育工学の知見をもとに、教育の情報化に関する調査・研究開発と、その成果の普及推進活動、および提言・提案活動を行うことによって、より良い教育、そして人材の育成に役立つことを目的としています。
少しでも良い環境のもとで子どもたちが勉強できるためには、必要なことを進めていかなればいけませんね。