「2020年度 実践研究助成 成果報告会」が8月6日に開催、パナソニック教育財団のホームページで成果報告会の様子が紹介されている。第1部は「第44回特別研究指定校」4校の成果報告の資料と4名のアドバイザーのコメントを紹介、第2部は各アドバイザーが、これからの学校教育に向けて語った様子を動画で公開した。
■特別研究指定校の4校の研究成果報告書などを公開
「2020年度 実践研究助成 成果報告会」では、第1部で第44回特別研究指定校の4校が2018・2019年度の2年間に渡り、ICT機器を活用して授業に取り組んだ様子を紹介。佐賀県武雄市立武内小学校、岐阜大学教育学部附属学校、東京都八王子市立高尾山学園、新潟県三条市立大島中学校の4校が「研究成果報告書」「特別研究指定校活動報告」「発表資料」を公開している。
■2年間の取組を見守ってきたアドバイザーがコメント
第1部では、アドバイザーとして、各校の取組を見守ってきた4氏がコメント。宮崎大学 理事・副学長の新地辰朗氏が武雄市立武内小学校、東京学芸大学の高橋純准教授が岐阜大学教育学部附属学校、国立教育政策研究所 総括研究官の福本徹氏が八王子市立高尾山学園、新潟大学の後藤康志准教授が三条市立大島中学校の取組についてコメントを述べている。
■アドバイザーがこれからの学校教育について語る
第2部ではアドバイザーが、それぞれの視点から、これからの学校教育について語った様子を動画で公開。新地辰朗氏がコーディネータとなり、高橋純氏が「本テーマを踏まえてICT活用・GIGAスクール構想等の視点」、福本徹氏が「国立政策研究所や文科省の（政策・研究）動向」、後藤康志氏が「カリキュラムとICT活用について」をテーマに語った。特別研究指定校の4校からは「2年間の実践研究を振り返っての今後の展望」が語られた。
