株式会社ＣＯＭＰＡＳＳは、ＧＩＧＡスクール構想実現に向け、ＡＩ型教材Ｑｕｂｅｎａ(キュビナ)の５教科対応版を2021年４月から提供開始する。同社はこれまで、算数／数学、英語に対応した教材を提供してきたが、対応教科を大幅に拡大し、小学校・中学校の算数／数学・国語・理科・社会・英語の主要５教科に対応したアダプティブラーニング教材を提供する。
５教科対応版は児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせてＡＩが最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材となり、新学習指導要領の「知識技能の習得」部分を中心にして学習できる。タブレット端末とインターネット環境があればどこでも学習でき、教師用の管理画面では児童生徒の学習履歴をリアルタイムに管理することも可能。
Ｑｕｂｅｎａは間違いの原因をＡＩが解析して、一人ひとりに個別最適化された問題を出題。各教科の特性に応じたアダプティブラーニングを実現する。過去の単元や前の学年の分野につまずきがある場合、ＡＩが生徒の習熟度を判定し、理解度に合わせた難易度の問題を出題。生徒間の学力差に課題がある場合でも個々に応じた学習ができる。
洗練された手書き機能を搭載し、筆記問題の文字認識や自動での正誤判定を行うだけでなく、作図やグラフの問題も搭載。ノートを使った学習と変わらず、直感的な操作で余計なストレスを感じることなく学習できる。
児童生徒の学習データは、管理画面でリアルタイムに確認。クラスや個人の学習進度や理解度、問題ごとの正答率などを把握しながら、授業づくりや学習指導、成績評価が行える。また、教師が問題を選んで演習・テスト・宿題を児童生徒に配信できるため、プリント作成や採点業務が不要になる。
