ソフトバンク(株)と東京大学先端科学技術研究センターは、人型ロボット「Pepper」や携帯情報端末などを活用して障がい児の学習・生活支援を行う事例研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」を実施します。このたび、その協力団体を選考し、特別支援学校など58団体に合計123台のタブレットやロボットなどを貸し出すことを発表しました。
携帯情報端末やロボットなどを校内での学習の場や、校外での家族とのコミュニケーションなどの生活の場で活用してもらい、その具体的な事例を研究・公開することで、障害を持つ子供たちの学習・生活支援を促進することを目的としています。2019年4月から2020年3月までの1年間の実施。合計123台のタブレットやスマートフォン、「Pepper」の他、マイクロコンピューターの「micro:bit(マイクロビット)」を無償で貸し出し、所属する児童・生徒・学生と教員などの2人1組、計64組に活用してもらいます。
プロジェクトは、2009年から「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」でスタート。その後、「魔法のふでばこプロジェクト」「魔法のじゅうたんプロジェクト」「魔法のダイアリー プロジェクト」など毎年実施され、その成果が公開されています。
●「魔法のプロジェクト」
https://maho-prj.org/
一連の「魔法のプロジェクト」の成果を生かしながら、2019年度は先進的なデバイスやマイクロコンピューターのセンサー機能なども活用して、個々の教育ニーズに合わせたより適切な教育支援の実施を目指します。
障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」の協力団体を選考
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190418_01/?sbpr=info