文部科学省高校教育改革プロジェクトチームが作成した「高校生のための学びの基礎診断」制度Q&Aの更新版が、公開されています。
文部科学省高校教育改革プロジェクトチームは、今年の3月6日に「高校生のための学びの基礎診断」制度を創設し、認定基準やQ&Aを公表しました。このQ&Aの更新版が作成され、このたびホームページに掲載されたということです。
「高校生のための学びの基礎診断」制度は、現在、民間事業者から提供されている試験などにおいても、同じような機能や役割を有しているものも見られるものの、それでは事足りず、さらに受検者本人だけでなく、学校等へのフィードバックも重視できること、思考力・判断力・表現力などをていねいに把握できること等を求めた結果、創設されたものです。
このたび更新された内容は、「基本タイプについては、共通必履修科目からの出題を設定しなくてもよいか」といったことや、「『学習進度に配慮して出題範囲を設定する場合』の考え方 は、資格・検定試験などの受検回が1回の測定ツールにもあてはまるのか」といった点についての追記です。
また、経済的に困難な事情にある生徒に対しての受検料負担についてなどについても追記されています。