バイテク情報普及会主催の「第3回高校生科学教育大賞」受賞校が、発表されています。
「高校生科学教育大賞」は、高校生に農業とバイオテクノロジーについて、より深く学び考えるきっかけとしてもらうことを目的に行われています。その科学活動への支援を行うにおいて、支援対象校の公募が実施されています。
3年目となる本年は、全国各地の高等学校及び高等専門学校から合計11件の応募がありました。3名の外部委員およびバイテク情報普及会代表からなる選考委員会において厳正な審査が重ねられ、最優秀賞には貞静学園高等学校の「メンデルの法則をバイテクで証明しよう(植物育種とバイオテクノロジーの融合)」が選ばれました。
貞静学園高等学校には、バイテク情報普及会より活動支援金として申請金額の全額となる65万円が給付されます。また、特別優秀賞の山形県立村山産業高等学校には、申請金額の一部となる50万円が給付されます。
ほか、優秀賞の各4校にも、それぞれの活動資金の一部が支援されることとなっています。
バイテク情報普及会は、持続可能な農業の実現や食料の安定供給への貢献を念頭において、バイオテクノロジーの重要性を理解いただくため、様々な活動を行っています。
その一環として、これからを担う高校生に「持続可能な農業」と「植物バイオテクノロジー」についてより深く学び考えるきっかけとしてもらうことを目的に、「高校生科学教育大賞」は2017年に設立されました。