「第5回科学の甲子園ジュニア全国大会」で、優勝チームが「東京都」と決まりました。
JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)の主催する「第5回科学の甲子園ジュニア全国大会」は、平成29年12月1日から12月3日までつくば国際会議場にて開催され、全国の中学生代表47チームが科学の工作技能や知識を競いました。
優勝チームは東京都、2位は茨城県、3位は北海道でした。
この大会は、全国の中学生が科学と実生活のつながりに気付いて、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場が提供できるようにということから、平成25年に創設されたものです。
都道府県大会が大会の予選となるのですが、そこに27892名の生徒がエントリーしました。
その後、各都道府県から選抜された47チームには合計282名の中学生が参加しており、理科や数学に関する知識とその活用能力を駆使し、様々な課題に挑戦しました。
競技は、筆記競技と実技競技の2種目の得点を合計した総合成績によって決定します。
選ばれた3位までのチームのほかに、産学官の連携による科学技術系人材育成を推進する企業賞を受賞したチームも含め、大会の詳細はホームページから見ることができます。
なお、「第6回 科学の甲子園ジュニア全国大会」は、平成30年12月上旬、今年と同様に茨城県つくば市で開催される予定となっています。
JSTでは、発達段階に応じて才能を伸ばせるよう体系的な人材育成を推進しており、今後も「科学の甲子園ジュニア全国大会」をはじめとした事業の実施を通じ、科学の楽しみを伝え、生徒が才能を十分に発揮して切磋琢磨できる機会を提供していくとしています。