神奈川県横浜市のニュースパーク(日本新聞博物館)は、緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」を、9月27日まで2階企画展示室で開催している。
新型コロナウイルス感染拡大の過程では、情報(インフォメーション)と、感染症の急速な流行(エピデミック)を合わせた「インフォデミック」と呼ばれる事態が起こり社会を混乱させた。これは真偽ないまぜの情報が瞬時に大量に拡散されるSNS時代を象徴する現象といえる。
いまだ感染は収束せず、事態は進行形だが、ニュースパークは「情報と新聞」の博物館として、これまで常設展示で訴えてきた「情報を見極める力の大切さ」とメディアの役割について考えてもらうため本展を企画した。
展示では、感染拡大を伝えた新聞報道のほか、疫病や民間信仰に関する明治時代の紙面を紹介。東京写真記者協会の協力を得て、コロナ禍で一変した社会をとらえた報道写真を展示する。
■緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」
◆会 期:2020年7月18日(土)~9月27日(日)
◆会 場:ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階企画展示室
〒231-8311神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
◆開館時間:10:00~16:30
感染拡大防止のため閉館時刻を通常より30分繰り上げ。
予約制・1日3回の入れ替え制を実施
◆休 館 日:月曜日(祝日・振替休日の場合は次の火曜日)
◆入 館 料:一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料
◆問 合 せ:045-661-2040
◆主 催:ニュースパーク(日本新聞博物館)
◆協 力:東京写真記者協会