文部科学省が、企画競争を前提とした、「我が国の伝統や文化に関する教育の充実に係る調査研究」を公募しています。
グローバル化する社会の中で世界と向き合うことが求められている今、自国や他国の言語や文化を理解し、日本人としての美徳やよさを生かし、グローバルな視野で活躍するために必要な資質・能力の育成が求められています。教育基本法や学校教育法において、日本の伝統や文化に関する教育が重視されているとともに、中央教育審議会答申においても、現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力として、「日本人として大切にしてきた文化を積極的に享受し、我が国の伝統や文化を語り継承していけるようにすること」などが重要であるとされています。新学習指導要領においても、その教育内容の充実が図られたところです。そのため、国際社会で活躍する日本人の育成に向けて、日本や郷土の伝統や文化についての理解を深める教育を推進し、その成果の普及を図ります。
取組みとしては、カリキュラムの開発、指導方法の工夫・改善に関する実践研究と教材、指導資料等の作成、教員研修プログラムの開発、研修資料等の作成に分けられます。求められる成果物は、学習指導案集、ワークシート集、教科等横断的なカリキュラム、実践事例集、児童生徒用教材等です。
参加を希望する者は、企画提案書を公募要領に従って提出します。参加表明書は不要です。提出期限は、平成31年4月18日18時必着。その他必要事項については、公募要領等によります。
<公募> 我が国の伝統や文化に関する教育の充実に係る調査研究