文部科学省は「学校雇用シェアリンク」を2021年1月8日(金)に開設した。雇用シェアを希望する「企業」と企業人材受け入れを希望する「教育委員会や学校」をつなげるなど、学校の企業人材受け入れを支援する。
■求人情報などを学校雇用シェアリンクに登録
教育委員会や学校は「学校雇用シェアリンク」に、どんな人を求めているか求人情報を登録。企業は「学校雇用シェアリンク」に人材情報を登録するとともに求人情報が提供される。登録された勤務条件から両者が調整・選考を行い、マッチングが成立すると学校で働くことになる。
■学校側と企業の担当者がマッチングに向け協議
「学校雇用シェアリンク」では、文部科学省のHP上で登録された学校関係者からの求人情報を、登録した企業の担当者と共有する。具体的な採用については学校側と企業側の人事担当者が協議を進めていく。
■企業担当者のメールアドレスに求人情報を送付
登録した企業は、勤務予定地、職種内容、資格要件、任用される身分、勤務時間、報酬の目安、手当の支給に有無、採用予定時期などの求人情報が、担当者のメールアドレスに定期的に送付される。
■教員免許不要で働ける
求められる人材は、企業の経験を活かしたキャリアアドバイザー、得意な語学を活かした英語(外国語)学習のアシスタント、つまずきのある子供をフォローする学習指導員、学校のICT活用をサポートするICT支援員など。基本的に教員免許は不要で、現在も多くの人が採用され学校で働いている。
【登録方法】
以下のWebサイトにアクセスし、「企業関係者」「教育委員会・学校」の登録フォームから、必要事項を記入して登録する。