アドビ システムズ 株式会社が「子どもが受け取るプリントの管理に関する実態調査」を行い、結果を発表しました。
調査は、保育園・幼稚園および小学校に通っている子どもの保護者に対し、プリントの管理方法などに関しての実態を明らかにするための「子どもが受け取るプリントの管理に関する実態調査」で、子どもが保育園・幼稚園および小学校へ通っている全国の保護者、計500名を対象に、インターネット上にて行われました。
この調査により、回答者の7割以上の保護者が、子どもが受け取った重要なプリント(おたよりなどの紙資料)を誤って捨てたり、紛失したりした経験があることがわかりました。
また、 保育園・幼稚園から小学校に上がると、子どもが受け取るプリントの枚数が大幅に増える傾向があることもわかりました。特に小学生の保護者は、半数以上が週に3枚以上プリントを受け取っていて、量も多いと感じているなど、小学生の子どもを持つ保護者にとっての「プリントの整理」に課題のあることがわかりました。
また、デジタル管理ツールを利用している割合は回答者の22%に留まっており、 6割以上の保護者がこれまでに一度もデジタル管理ツールを使った経験がない、ということもわかりました。
デジタル管理ツールを使用したことのある方に対し、具体的に使用したツールについて聞いてみたところ、「スマホのカメラアプリ」が最も利用率の高いことがわかりました。
デジタル管理することについて、「デジタル管理ツールを使っていない」と答えた保護者に、その具体的な理由を聞いてみると、「デジタル管理ツールでそもそも何ができるのかわからない」「デジタル管理をどのように始めて良いのかわからない」「ツールの選び方や操作・使用方法などがわからない」「お金をあまりかけたくない」といった声も見受けられました。
一方、デジタル管理をしていない方の中には、「保存や検索などが簡単にできるならばデジタル管理をしたい」といった声も少なくありませんでした。