「冷凍食品100周年~10月18日は冷凍食品の日~冷凍食品レシピコンテスト」として、冷凍食品を使った、おいしく、手早くできるオリジナリティーのあるアイデアレシピを募集。厳正なる審査の結果、グランプリなど受賞作品が決定した。
■冷凍食品の魅力を知ってもらうことを目的に開催
このコンテストは一般社団法人日本冷凍食品協会(大櫛顯也会長)が、一般部門とジュニア部門(中学生以下)の2部門で8月17日から9月13日までレシピを募集。冷凍食品を使ったオリジナルレシピを考案し、身近にある冷凍食品の魅力を広く知ってもらうことを目的に、今年初めて開催された。
■一般部門128作品、ジュニア部門24作品から選出
全国から152点もの作品が集まり(一般部門128作品、ジュニア部門24作品)、一次(書類)審査で各部門5作品を選出。二次審査では、三國清三氏(洋食料理家・冷凍食品アンバサダー)を審査委員長に、大櫛顯也氏(日本冷凍食品協会会長)を副審査委員長として、各部門グランプリ1人、準グランプリ4人が決定した。
<一般部門 グランプリ>
「ブルーベリーバスクチーズタルト風」 栢森真希さん
【レシピのポイント】卵や牛乳、生クリーム、砂糖を市販のカスタードプリンで代用し、今川焼のチーズクリームと混ぜて焼くだけの簡単レシピです。今川焼の皮をタルトに見立て、プリンのカラメル部分を焦がしてバスク風にしました。冷凍のブルーベリーを加えることで、チーズクリームに酸味が加わって絶妙なおいしさに仕上がりました。
使用した冷凍食品:今川焼(クリームチーズ)、ブルーベリー
審査委員からのコメント:口に入れた瞬間のおいしさが圧倒的でした。ブルーベリーの酸味と今川焼きの甘みがマッチしていて、全体のバランスが取れた一品でした。
<ジュニア部門 グランプリ>
「秋❤天にものぼるスイートポテトパイ」 髙木志帆子さん(小学5年生)
【レシピのポイント】お姉ちゃんの好きなクリームチーズを入れたところです。
使用した冷凍食品:スイートポテト、パイシート
審査委員からのコメント:非常に手が込んでいて、お姉さんを思う気持ちが伝わってきました。秋らしさもあり、見た目にも華やかなレシピでした。
※料理画像は応募されたレシピを同協会の調理コンサルタントが再現して撮影したものです
<一般部門 準グランプリ>
「大人気冷凍食品のスーパーコラボ★4つの具材の炒飯おにぎり」木戸上かおりさん
「里芋のトルティージャ・柚子胡椒あん」笠原光恵さん
「かりっとジューシーライスバーガー」潮田茉紀さん
「忙しいママも、簡単釜飯屋さん!」佐々木則子さん
<ジュニア部門 準グランプリ>
「火を使わない!具だくさんパングラタン」大竹彩乃さん(中学1年生)
「濃厚デミグラスソースのピーマンの肉詰め」仁平太雅さん(中学1年生)
「塩サバとひじきの炊き込みご飯」山田悠羽さん(中学2年生)
「えだ豆とかぼちゃの蒸しパン」榎本祥子さん(小学5年生)
<審査委員長 三國清三氏 総評>
市販の冷凍食品を生かしながらも、レシピで伝えたいことがストレートに表現されているものは、審査委員一致で評価が高かったのが印象的でした。冷凍食品を使ったレシピコンテストは初開催でしたが、これから回数を重ねていくことで、より工夫を凝らした調理法や冷凍食品の使い方がアップデートされていくだろうと期待感のある二次審査でした。
冷凍食品100周年~10月18日は冷凍食品の日~冷凍食品レシピコンテスト