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「休日に3時間以上勉強する」「しない」割合、共にこれまでの最高(36.3%/30.3%)と二極化。「進学を希望する理由」は初調査~21世紀出生児縦断調査

2020年9月5日

2001年に誕生した子供に調査したところ、「休日に3時間以上勉強する」(36.3%)と「休日は勉強をしない」(30.3%)と回答した割合が、これまでの調査で最も高くなり、二極化する傾向が見られた。これは文部科学省が実施した、第18回「21世紀出生児縦断調査」で明らかになった。

 


■2001年生まれの子供の実態を毎年調査

この調査は、2001年に生まれた子供の実態及び経年変化を継続的に観察することを目的に実施。2001年から調査は行われており、同一客体を対象に、学校教育から就業に至るまでを毎年調査することで、出生時からの縦断データを整備する。今回の調査対象者は18歳(高校3年生相当)で回答者数は24,654名。

 


■勉強時間は長くなっているが、しないという回答も増加

調査結果を進学希望別にみると、大学または大学院への進学を考えている人では、6時間以上勉強する人の割合が、前回調査より大学進学希望が2.4%から26.7%に、大学院進学希望が9.3%から49.5%へと大幅に増加。勉強時間が全体として長くなっているが、他の進路の希望者では「勉強をしない」と回答した割合が増加するなど、進学希望別により状況が大きく異なる。


■大学卒業後に働くという回答は、わずかに減少

将来の進路については、「大学卒業後に働く」と回答した割合が男女とも最も高いが、前回調査より男子は52.8%から51.1%、女子は54.5%から53.9%となり、わずかに減少している。「高校卒業後に働くことを考えている」「高校卒業後は専門学校・各種学校へ進み、その後、働くことを考えている」「短大・高専へ進み、その後、働くことを考えている」「大学卒業後は大学院へ進み、その後、働くことを考えている」と答えた割合は、それぞれ男女ともやや増加している。

 


■希望する職業に就きたい理由は「自分の興味や好みに合っているから」

将来、就きたい職業が決まっている人の割合は、男子55.7%、女子67.3%。希望する職業については、男女とも「専門職・技術職」の割合が最も高く、前回調査より男子は20.6%から24.2%、女子は34.9%から39.7%に増加している。「希望する職業」に就きたい理由については、男女とも「自分の興味や好みに合っているから」が最も高い。次いで、「自分の能力や適性が生かせるから」、「社会や人のために役立ち、貢献できるから」と続く。

 


■進学を希望する理由を今回初調査

「進学を希望する理由」について、今回初めて調査を行った。「とてもあてはまる」と回答した割合が、最も多かったのは「勉強してみたい分野がみつかったから」の41.3%、次いで「職業に必要な資格を取りたいから」が40.9%、「進学するのは当然だと思っているから」が40.8%と続く。

21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児) 第18回調査

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