「ロイロノート・スクール」は、株式会社LoiLoが開発・販売しているタブレット向きの教育支援アプリです。直感的な操作により、思考の可視化や共有を促すことができ、主体的・対話的で深い学びを実現します。マルチプラットフォームに対応しており、全国で1000校以上の学校に導入されており、多くの学習効果が報告されています。
株式会社LoiLoは、2019年3月15日から、ロイロノート・スクールを使ったICTの普及のため、2019年度（前期）のiPadの無料貸し出し先の公募を開始しました。ICT化を目指すすべての教育機関を対象に、40台のiPadを無料で貸し出します。LTEモデルのiPadなので、Wi-Fi環境が整っていない場合でもロイロノート・スクールを使うことができます。
今回の貸し出しから、新機能「シンキングツール」が使えるようになります。大学入試をはじめ、社会に出てからも「思考力」がますます重要視される世の中になっている昨今、何をすれば子どもたちの思考力を育んでいくことができるのか、と考え、関西大学・黒上教授と共に、思考力育成につながるデジタル・シンキングツールを開発してきたものが、新たに実装されることになったのです。
無料貸し出しでは、2019年4月下旬から2019年9月末の期間、iPadの貸出料金、通信費、ロイロノート・スクールアプリ利用料をすべて株式会社LoiLoが負担します。応募締め切りは2019年3月31日（日）、貸出台数は1校につき40台です。貸し出し条件として、貸出期間内に1度、授業の実践報告書を提出する必要があります。申し込みは学校の他、自治体の応募も可能です。ただし、40台を複数の学校に分けて利用することはできません。
ICTの導入に必要なもの、費用を全て無料で利用できるなら、ハードルが一気に下がりますね。導入事例がホームページで紹介されており、またユーザーを対象にした勉強会も定期的に開催されているということで、使い始めも心強いのではないでしょうか。
