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「ルンバ」のアイロボットジャパンがSTEMワークショップを東京・大阪で開催

2019年5月27日

2020年度からの小学校でのプログラミング学習が必修化されたことにより、STEM教育が注目されています。既にアメリカやシンガポールでは国や政府をあげて進められており、社会貢献プログラムとしてSTEM教育を導入している企業もあります。

 

おそうじロボット「ルンバ」で知られている、米アイロボット社では、CEOのコリン・アングルが主導し、STEM教育を導入しています。未来のエンジニアやロボット科学者を育てることや、ロボットに対する興味を喚起させること、また、アイロボット製品への理解を深め、会社の取組について広く周知させることを目標に取り組んでいます。

 

日本法人のアイロボットジャパンでも、現場で活躍する社員がボランティア講師となり、未来のエンジニアに必要な基礎力を養う体験型ワークショップを、これまで東京にて4回開催し、120名以上の子どもたちが参加しています。201962日には大阪で初めてのワークショップが開催されるということで、今後大阪での開催や、全国への拡がりが期待できます。また、東京でも623日に開催予定で、こちらはまだ受付期間中です。

 

ワークショップ前半(約45分)では、小学校2〜3年生を対象に、こども向けプログラミングソフト「Scratch(スクラッチ)」を使いながら、ロボットが動く仕組みを学びます。1人1台パソコンを使い、画面上でルンバを動かすのです。さらにワークショップの後半(約60分)では、Scratch X(スクラッチ エックス)を使って本物のロボット(みどりのルンバ)をプログラミングで実際に動かす体験ができます。

 

こうした社会に知られている企業が専門分野を活かし、社会貢献として教育プログラムを実施することで、社会全体が教育の助けになろうとする意識が広がるかもしれません。ワークショップに参加した子どもたちの感想に書かれている、うれしかった、楽しかった、という言葉が、全国に広がってくれることを期待したいですね。

 

6月にアイロボットジャパン「STEMワークショッププログラム」を東京・大阪で開催決定

 

「STEMワークショッププログラム」を大阪で初開催 | 「STEMワークショッププログラム」

 

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