沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにて、「ResorTech Okinawa(リゾテックおきなわ)国際IT見本市 〜リゾート沖縄から発信するテクノロジー〜」が開催されます。開催日は2月5日(水)〜6日(木)です。同県では、二大産業である観光産業と技術革新の著しいIT関連産業を成長のエンジンとした、産業振興とイノベーティブな社会変革を目指しており、今回の見本市はその一環として行われるものです。
観光をはじめとする各産業の事業者を対象にしたマーケティング、キャッシュレス、同時翻訳、省力化ロボットなどのITソリューションの展示が中心となります。その他、スタートアップ企業の交流の場となる「Okinawa Startup Festa」や、カンファレンス、セミナー、県検証事業成果発表などもあわせて開催されます。
入場料は無料ですが、来場者事前登録が必要です。公式HPでは、来場登録のほか、ホテル予約・航空ホテルパック予約もできます。さらに事前にバイヤー登録をすると、マッチングシステムによる事前アポイント申込みが可能になります。
沖縄にゆかりの深い企業や、IT分野で広く知られている企業が多数出展しており、それぞれブースでの展示のほか、シンポジウムやパネルディスカッション、体験ブースなどがあります。教育分野では、5日に「eスポーツシンポジウム」が行われます。台湾eスポーツ教育の第一人者であるHsun-Hung Chan博士を招き、その教育方針を学ぶことで、ゲームをどう社会生活でプラスに活用するかを考えます。
また「Okinawa Startup Festa」では、同じく5日に「SDGsカードゲーム&シビックテックハッカソン」、トークセッション「スタートアップとイノベーション」が開催されます。「シビックテックハッカソン」ではなぜSDGsが必要なのか、それによってどんな変化や可能性があるのかを体験的に理解するための「SDGsゲーム」を行います。「スタートアップイノベーション」では、東京大学、科学技術大学院大学、琉球大学でそれぞれ取り組んでいる科学的アプローチによる起業家育成や、イノベーションが起こる環境の創生などを通して、今後の想定される未来を踏まえて沖縄の可能性について講師が語ります。