国内のユネスコスクール加盟校を対象に、ESDを実践する上で必要な活動費用などを助成する「ユネスコスクールSDGsアシストプロジェクト」を実施する。2021年1月8日(金)正午まで募集中。
■ユネスコスクールの活動をサポート
日本ユネスコ協会連盟は、三菱UFJ銀行の協力のもと「ユネスコスクールSDGsアシストプロジェクト」を実施。持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて行われている「持続可能な開発のための教育(ESD)」を実践するユネスコクールを対象に助成校を募集する。
■日本国内で1120校のユネスコスクールが参加
2009年より活動費用の助成を行っており、今年度で第12期を迎える。ユネスコスクールは、UNESCO憲章に示された理念を学校現場で実践するためのグローバルな共同体。日本国内では1120校(2019年11月現在)の幼稚園、小・中・高等学校および教員養成学校が参加している。
<募集内容>
対象:国内のユネスコスクール加盟校
対象分野:ESDを実践する上で必要な教材の購入やプログラム運営費など
助成金額:上限10万円枠(70校程度)/上限30万円枠(5校程度)【予定】
募集期間:2020年12月7日(月)~2021年1月8日(金)正午 ※データ提出のみ
参加詳細:https://www.unesco.or.jp/sdgs-assist/
主催:公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
協力:株式会社三菱UFJ銀行
後援:日本ユネスコ国内委員会
<過去の活動例>
【例1 羅臼町立羅臼小学校】
町の特産である「羅臼昆布」を探求課題とし、昆布の生態や自然環境、製品化、流通などに目を向けながら、包括的にふるさと羅臼を捉える学習を展開した。
助成金の使途:フィールドワーク交通費、講師料、図鑑制作関連費用、水質検査キット、たもあみなど
【例2 多摩市立東寺方小学校】
学校林「ひのきの森」をテーマに、SDGs実現に向けた課題別グループ活動を通して、再生可能エネルギーを活用したイルミネーションや、森のマップづくりなど、具体的な取り組みを考え実行した。
助成金の使途:謝金、消耗品(発電用モーター、風力・水力発電装置、LEDテープライト、ソーラーケーブル・パネル、鉛蓄電池など)