エプソン販売株式会社は、教育現場で活躍するソフトウェア「プロジェクター利活用分析ツール」の「ログ収集アプリ」「ログ分析ツール」の機能をさらに充実し、2020年3月19日より販売開始しました。「プロジェクター」は、常設プロジェクターの利活用状況をネットワーク経由で把握し、管理・レポート作成が可能なソフトウェアで、教育現場においてプロジェクターの利活用状況を定量的に把握し、活用促進につなげたいという声に応えた製品で、今回は現場の声をもとに機能強化を行ったものです。
プロジェクター利活用分析ツールは収集アプリと分析ツールで構成されており、プロジェクターログ収集アプリは、プロジェクターの利活用状況をモニタリングします。具体的には、指定したプロジェクターの通電状況、使用時間、ミュート状態などを見て、その状況をデータ化、指定フォルダーに保存します。
分析ツールは、プロジェクターの利活用状況を学校・教科・学年などの条件指定で分析ができ、Webブラウザ上で確認できます。指定した条件のデータは、即時グラフ化され、また分析結果のCSVファイルをダウンロード可能です。プロジェクターのエラー表示機能により管理も簡単にできます。
今回のバージョンアップでは、モニタリング対象のプロジェクターの一括登録ができるようになっています。また分析が、教室(部屋)単位、学期単位などさらに細かくできるようになりました。活用ログの一括エキスポートにも対応しています。導入されているプロジェクターが、場所によっては十分活用されていない、という例もあるかもしれません。こうしたツールや新機能によって、プロジェクターの再配置や利用を促すなどして、利活用が進みそうですね。
教育現場で活躍するソフトウェア「プロジェクター利活用分析ツール」をバージョンアップ