株式会社ジャストシステムは、小学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル8」を、6月11日に発売します。
2020年度から小学校で全面実施される新学習指導要領では、プログラミング教育と外国語(英語)が必修化されますが、現場の先生たちからは「授業の進め方や教材をどうすればよいか分からない」「準備する時間が足りない」といった戸惑いの声が少なからずあがっている現実があります。
「ジャストスマイル8」は、これらをすぐに実践できるよう強化したのが大きな特長となっており、プログラミング教育はもちろん、文字入力などの操作習得といった情報活用能力を育成する授業や、英語授業の実践に必要となるソフトウエアや授業略案、教材コンテンツなどを一通り標準搭載しています。
プログラミング教育用の教材では、教科の学びにプログラミングが役立つ単元を選定し、そのまま授業で活用できる20教材を提供。単元に則した内容のビジュアルプログラミング・ツール「スマイルブロック」と、簡単に教材が作成でき、さまざまな授業で活用できるフローチャート作成ツール「スマイルチャート」により、教科の学びを深めつつ、プログラミング教育に求められている論理的思考力を育成できるよう工夫されています。
英語教材では、文部科学省が提示する約700語を収録した「シナリオカード」を搭載。さまざまな英文のフラッシュカードを自動生成し、ネイティブに近い自然な音声で読み上げます。また、英文を入力すればネイティブの発音で読み上げる「読み上げツール」や「録音ツール」も搭載、発音と聞き取りの両面から鍛えられます。
情報リテラシー・モラル教材では、情報モラル教材を一新、歩きスマホやSNS、肖像権といった昨今、直面しやすい状況を疑似体験しながら、リスクを察知して対応できる力を育むことができます。
今回の「ジャストスマイル8」は、PC教室向けの「ジャストスマイル」と、タブレット活用統合ソフト「ジャストスマイル クラス」を統合しての提供となります。普通教室やPC教室、課外授業など、場所や学習活動、端末を問わず、必要なソフトウエアや教材を一通り導入できることになり、費用や選定にかかる手間の軽減が期待できます。