「トビタテ!留学 JAPAN」は、高校生が世界とつながる学びを発信するプロジェクト「#せかい部xSDGs 探究」を開始。9月28日まで、高校生レポーター100名と先生レポーター5名を公募する。
■レポーターは身近な社会課題をグローバルな視点で探究
「#せかい部xSDGs 探究」は、高校生がSDGsに関連する5つのテーマの探究学習をすることで得られる気づきや学びを発信するプロジェクト。全国47都道府県から募集するレポーターは、国内外で活躍する各分野の有識者とオンラインで繋がり、講義の聴講や質疑、関連施設のバーチャル見学などを通じて、身近な社会課題をグローバルな視点で探究する。
【企画の概要】
1.全都道府県からエントリーする100名の高校生が、5つのテーマをグローバルな視点からオンラインで学習。そこで得た気づきや学びを、トビタテの特設ブログサイト(note)や自身の SNS にハッシュタグ「#せかい部 sdgs」をつけてレポーターとして発信。5名の教員は本プログラムに準じる独自の講座を期間中に1回主宰。
2.5つのテーマとは、SDGsの諸課題から、「貧困の解消」、「ジェンダー平等の実現」、「住み続けられるまちづくり」、「気候変動への対応」、「生物多様性の保全」。高校生にとって「自分ごと化」しやすいものを抽出した。
3.各テーマにつき5本程度の学習機会を用意。内容は「各社会課題に関する概論」、「日本の現状認識」、「海外の課題解決に資する先進事例やユニークな取り組みの紹介」、「一線で活動する方へのインタビュー」、「関連施設のバーチャル見学」など。
4.高校生が国内の状況を知り、海外事例を知る「バーチャル越境体験」をすることで、解決策を探求したい意欲を醸成する、将来、実際に海外の現場で学びたくなる気持ちが創出されることを期待する。
5.参加費は無料。
【高校生レポーターについて】
応募資格:2020年10月1日時点で高校生であること
日本の高等学校、中等教育学校後期課程、
特別支援学校高等部、高等専門学校(1~3年次)
専修学校高等課程に在籍する日本国籍 または日本の永住権を持つ生徒
その他、応募時に必要な要件は、
① トビタテの「#せかい部」の SNSアカウントをフォローし、本企画に参加を通じて得た学びや気づきを発信できる SNSアカウントを所持していること
② 名前、学校名、顔写真の掲載を含むSNSでの積極的な発信ができること
③ キックオフガイダンス&交流会に出席できること
④ 最終レポートの提出ができること
⑤ イベントや取材協力に応じられること
⑥ レポーターへの応募について保護者と在籍校の許諾を得られること
※海外経験や語学力は特に問わない。
【先生レポーターについて】
全国の高等学校(含む中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校、専修学校高等課程)の教員が対象。授業または放課後の課外活動の一環として、本企画の探究学習プログラムを活用したい教員が応募する。具体的な学習内容については、応募時に教員が選択するテーマに応じて、参加決定後に、トビタテ事務局と相談の上で決定。各校での講座は 1 回を想定している。
【応募方法】
トビタテ公式サイト内「#せかい部xSDGs 探究」レポーター募集の特設ページ(https://tobitate.mext.go.jp/sekaibu-SDGs/)から応募する。
受付期間は 9月28日(月)まで。