文部科学省が、企画競争を前提とした、「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」を公募しています。
新学習指導要領を踏まえた「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善や、特別な配慮を必要とする児童生徒等の学習上の困難低減のため、2018年に学習者用デジタル教科書を制度化する「学校教育法等の一部を改正する法律」等関係法令が公布されました。これにより、2019年度から、一定の基準の下、必要に応じ、学習者用デジタル教科書を紙の教科書に代えて使用することができることとなります。
本制度改正では、学習者用デジタル教科書の使用がプラスとマイナスの両面の効果・影響を持ちうることなどから、段階的にその導入を進めることとされています。そのため、今後、学習者用デジタル教科書の在り方について検討していくために、その使用による教育上の効果・影響等を把握・検証することが必要。学習者用デジタル教科書の使用による効果・影響等について、紙の教科書を使用する場合と比較する実証研究を実施します。
(事業内容)
・学習者用デジタル教科書の使用による効果・影響等に関する実証研究の計画・実施
・特別な配慮を必要とする児童生徒が学習者用デジタル教科書を使用することによる、教科書へのアクセスの確保その他の効果・影響に関する調査研究の計画・実施
・測定指標等検討委員会の開催
・その他上記の業務に付随する必要な事務
参加を希望する者は、企画提案書を公募要領に従って提出します。参加表明書は不要です。提出期限は、2019年4月26日17時必着。その他必要事項については、公募要領等によります。
<公募> デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業