株式会社光Japanese language Online Schoolは、外国籍の子供たちの日本語学習支援を目的に「オンライン日本語授業で、外国籍児童生徒の未来をサポート!」のクラウドファンディングを2020年8月12日に開始した。
■オンライン授業で日本語学習をサポート
「教室に通う」というハードルなくし、「オンライン授業で日本語学習をサポートしたい」との想いから、同社を設立。外国籍の子供の日本語学習をサポートするため、オンラインでの日本語レッスンを提供している。
■小学校教員という経験を活かして
谷村祥子社長は公立小学校の教員経験者。小学校の担任をしていた際は、毎年クラスに様々な外国にルーツをもつ子供を受け持っていた。日本語の授業についていけないけれど注目してもらいた児童や、日本語が話せないことで自信が持てずに休み時間を1人で過ごす児童がいた。
■もっと多くの子供に学びのチャンスを
日本語が話せずに悩む児童に対して、休み時間放課後を利用してマンツーマンで日本語を教えることで、友達と楽しそうに勉強したり遊んだりするようになった。そうした子供たちに、もっと寄り添ってサポートをしたいと思い、2020年春から外国籍の子供たちにオンラインで日本語を教えている。さらに、多くの子供たちに学びのチャンスを広げることを願って、今回のプロジェクトを立ち上げた。
■児童とともに楽しい日本語レッスン
クラウドファンディングにより実施されるサービスのメインは、オンラインでの日本語レッスン。経験豊富な日本語講師たちが外国籍の児童生徒の指導にあたる。担当する講師は、児童の母語または共通語を話すことができ、児童生徒と伴走しながら学習を進めていくイメージで、楽しい授業を提供する。
■保護者向けの翻訳・通訳サポートや日本語レッスンも実施
外国籍の保護者に向けては、翻訳・通訳サポートを実施。「学校の個人面談で通訳をしてほしい」「銀行からの大事な通知を翻訳してほしい」など、日常生活でサポートが必要な時に気軽に頼めるサービスを目指す。また、保護者向けの日本語レッスンも実施。ビジネス日本語や日常会話レッスンなど、ニーズに応じた授業を組み立てていく。
■2020年10月のサービス開始を目指す
サービスのスタートは2020年10月を目指す。授業以外のオンラインイベントも行う予定で、イベントではグループレッスンや、「日本語でヨガ」など、仲間とともに日本語にふれる環境を多く提供する。「少しでも授業料を安く(=より多くの子どもたちに学習の機会を)、少しでも日本語教師のお給料を高く」の実現のため、現在クラウドファンディングを実施中。
【プロジェクト概要】
プロジェクト名:オンライン日本語授業で、外国籍児童生徒の未来をサポート!
期間:2020年8月12日~2020年9月22日
リターン:心を込めたお礼状、子供たちからの季節のお手紙、授業・イベントへの招待