クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数が100万IDを突破した。今後も、教育現場での活用に向けて、定額制コンテンツサービスの提供や、教職員への活用サポートなどの取組が展開される。
■授業支援やプログラミング学習などを提供
NTTコミュニケーションズ (以下 NTT Com)のクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」は、クラウド上において、授業支援・協働学習支援ツール、個別学習支援教材、英語やプログラミングの学習教材など様々なサービスを提供。201年からサービス提供を開始し、2020年1月時点で21万IDの申し込みがあった。
■休校措置やGIGAスクール構想に対応
新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、休校措置の実施後は、休校中の児童生徒や教職員を支援する「まなびをとめない」施策として、「まなびポケット」および提携コンテンツを無償で提供。また、GIGAスクール構想により1人1台端末の環境整備が進む中、小中学生の学習向けPCと「まなびポケット」、端末管理ツールをパッケージ化した「GIGAスクールパック」を提供してきた。
■申し込みID数が100万を突破
こうしたことから、「まなびポケット」は2020年12月時点で330以上の自治体、2700以上の学校から申し込みがあり、100万IDを突破。今後、「まなびポケット」を基盤に児童生徒に個別最適化された学びの提供や、教育現場の授業支援を実現する。
■多種多様な学習コンテンツが使える「まなホーダイ」を来春提供予定
多種多様な学習コンテンツが従来よりも安価に利用可能になる定額制コンテンツサービス「まなホーダイ」を来春提供予定。教職員・児童生徒が日々の授業・学習の内容に応じて教材を自由に選択することが可能となる。加えて、サービスの使用方法などの教職員向け週次セミナー、教育現場での利活用事例集の展開、蓄積した学習データの利活用サポートなどを継続的に行っていく。