Welltool株式会社の開発した、世界初の多言語対応グループチャット【Welltool】が金沢市の多言語対応コミュニケーションツールとして採用されました。これにより、避難所で外国人被災者に対して、情報をストレスなく伝達できます。また加奈座は誌は、Welltool株式会社の提供する「Well翻訳タグ(API)」を導入し、「かなざわ多言語防災サイト」を開設しました。
「かなざわ多言語防災サイト」はアクセスすると、閲覧者の端末の使用言語に合わせて自動翻訳表示されます。災害情報や避難情報、市の公式Twitter等も自分の言語で閲覧でき、避難者の円滑な支援が可能になります。対応言語は100ヶ国語以上、日本に滞在している外国人観光客の心配や不安を解消するサイトです。
自動翻訳の他、最寄りの避難所が表記される避難マップにも連携しており、災害時にスムーズに避難を行うことができます。また日本特有の防災用語などの解説を掲載しています。さらに避難所では、避難所チャットツールが使えます。自動翻訳機能によって利用者の言語で情報提供やチャットが可能になり、避難してからの不安や混乱を防ぐことができます。
金沢市は日本国内だけでなく、海外から訪れる方々にも人気の観光地です。それだけに大きな災害が起きてしまったら、日本人だけでなくさまざまな国の人たちが同時に避難しなければならない状況になるでしょう。自分のスマートフォンを持っていれば、その言語に合わせて必要な情報を提示してくれるので、言語に不自由することなく、安全な観光を楽しむことができることが期待できます。
東京オリンピックをひかえ、ますます外国人旅行者が増えることが予想されますが、平時だけでなく有事の際にも「おもてなし」ができるツールではないでしょうか。日本に旅行してよかった、と全ての旅行者に感じてもらえるといいですね。
金沢市、「かなざわ多言語防災サイト」及び多言語対応コミュニケーションツール【Welltool(ウェルツール)】を導入!〜被災外国人への手助けを実現〜外国人の心配や不安を解消するツールhttps://welltool.co.jp/newsdet08/