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「おもちゃの安全ガイド」~子供がおもちゃで安全に遊ぶために注意すべきポイントを明記

2020年12月3日

子供がおもちゃで安全に遊べるよう、バンダイは「おもちゃの安全ガイド」を作成。パッケージに書かれている様々な情報、電池やジョイントなどおもちゃ注意する点を紹介し、安心して遊べるおもちゃ選びのポイントをまとめている。

 


■おもちゃを買う際に62.7%が「安心・安全」を重視

子供のおもちゃを選ぶ・買う際のポイントを調査したところ、「価格」(69.2%)の次に、「安心・安全」(62.7%)が大事と回答した人が多い結果となっている。おもちゃ選びにおいて、「安心・安全」性は、保護者がかなり重要視しているポイントであることがわかる。

 


■日本で多い誤飲事故

日本の誤飲事故の件数は米国の34倍とされ、その理由は子供の手の届くところに物がたくさん置いてあるためと考えられる。誤飲事故は特に6か月から2歳までの子供に多く見られる。小さな弾丸やままごと玩具、玩具からはずれた電池などがのどに詰まり、後遺症が残った例も多数報告されている。

 


■パッケージ書かれていることを目を通すことが大事

パッケージには以下のように「注意表記、遊び方、材料、対象年齢、問い合わせ先」など、おもちゃに関する様々な情報が書かれている。おもちゃを買う前に、そして子どもに与える前に「パッケージ」に必ず目を通すことが大事。

 

 


【注意表記】

子供がおもちゃで安全に楽しく遊べるように気をつけてほしいことが書かれている。その中でも、警告表示は、特に安全性に関わる大切な注意なので、遊ぶ前に必ず目を通す必要がある。

 

 

 

 


【材料】

おもちゃにはぬいぐるみのような柔らかい繊維から、プラスチックや木などの硬いものまで色々な材料が使われている。子供の年齢、遊ぶ環境等を考慮し、子供に合った素材のおもちゃを選ぶことが大切。

 

 

 

【対象年齢】

実際に遊ぶ子供の年齢に合わせ、安全で仕様通り楽しめるおもちゃであるかを判断材料とし、表示されている。そのため、対象年齢ごとに設定された厳しい検査や審査に合格したおもちゃという識別マークでもある。子供の年齢に合わない対象年齢のおもちゃを購入しないように、購入前には必ず対象年齢を確認することが大事。

 

 


【STマーク】

STとはセーフティ・トイの略で、社団法人日本玩具協会が制定したおもちゃの安全基準に合格した証明のマーク。STマークがついてるおもちゃは「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と玩具業界が推奨しているおもちゃとなる。

 

 

 

 


■汗などの水分が汗疹やかぶれの原因に

身につけるおもちゃは、長時間着用をすると汗などの水分がおもちゃとの間に残ってしまい、汗疹やかぶれなどの原因となることがある。特に暑い時期はこまめに着脱をして汗を拭きとって遊ぶことが大事。バンダイでは衣服だけでなく、ぬいぐるみやブレスレットなどの繊維を使ったおもちゃは、皮膚障害が出る恐れのある物質である「ホルムアルデヒド」が出ないよう検査をしている。

 


■新しい電池と古い電池は一緒に使わない

新しい電池と古い電池を一緒に使うと、電池容量が違うため、事故につながる可能性がある。使える時間が短くなるだけでなく、液漏れ、破裂などで怪我をする恐れがあるので、電池交換は「まとめて全部」行う必要がある。また、アルカリ電池同士、マンガン電池同士、また、電池メーカーと銘柄も同じものを使うことが大事。違う種類の電池を混ぜて使用すると、発熱、液漏れ、破裂などの恐れがあるため、注意が必要。最後に、電池は液漏れの可能性があるので、長い時間使わない場合は電池ボックスから抜いておくことが大切。

 

 

 

■紐がついたおもちゃはジョイントを確認

ポーチ、ネックレス、ストラップなど、首からぶら下げるおもちゃは数多くあるが、首がしまらないように安全に遊ぶためにも「ジョイント」を確認することが大事。ジョイントがあると、一定の力が掛かった時に紐をつなぐジョイントが外れるため、もしどこかに紐が引っかかった場合でも安心。しかし、紐を直接結んでしまうと、このジョイントが機能せず、もしものときに外れなくなってしまうので、紐を直接結ばないよう注意が必要。

 

 

 

 


■おもちゃに使用している材料を検査

目を離した間に、子供がおもちゃをなめたり、口にいれたりした場合を想定して、バンダイでは、おもちゃに使用している材料を検査している。玩具業界の基準では、規制されているカドミウムやヒ素、鉛といった重金属がある。体内に入ると危険なので、これらの物質がおもちゃに入っていないか調べている。

 


■なめても安全な材料を使用

また、子供がおもちゃを口に含んだ事を想定し、着色料が溶け出ないか調べ、安全なように配慮している。このように、なめても安全な材料を使っているが、誤って飲み込む可能性もあるので、子供が口に運んだ際は十分注意する。

 

 

バンダイ 子どもを守るおもちゃ安全ガイド

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