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21世紀の学校環境を提言 ― CEC

コンテンツ整備・人支援 先行を

 財団法人コンピュータ教育開発センター(以下、CEC)では、児童生徒一人一台の情報端末による教育の時代を迎えるにあたり「提言書 21世紀にふさわしい学校教育の実現に向けて」としてとりまとめ、年末に文部科学省、経済産業省、総務省に提出した。CECでは平成22年7月に「21世紀にふさわしい学校教育の実現」に向けた委員会を設置し、その目指すべき方向性と方策を検討してきた。提言書では、ネットワークやデータベース等ICTの特性を活用した学習環境の充実、改革の柱と方策、その実現に向けた2020年までの工程、費用積算に際して考慮すべき事項について具体的にまとめられている。

  それによると、ICTの特性を活用した学習環境については、クラウドコンピューティングシステムとし、一斉学習・協働学習・個別学習の自在な組み合わせによる学びの多様性を確保できるものとする。円滑な進行のためには、コンテンツ整備やクラウドセンターと人の配置(管理者/運用要員/ICT支援員)は、情報端末整備より1年先行すべきとしている。

  ▼詳細=http://www.cec.or.jp/

 

【2011年2月5日号】


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