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「スポーツ基本法」は、平成２３年６月に、５０年ぶりに「スポーツ振興法」が全面改正され、あらたに「スポーツ基本法」として制定されたものです。

「スポーツ基本法」においては、スポーツ界における透明性、公平・公正性の向上の要請や、障害者スポーツの発展、国際化の進展等、スポーツを取り巻く現代的課題を踏まえ、スポーツに関する基本理念が示されています。また、それとともに、文部科学大臣が「スポーツ基本計画」を定めること、と規定されています。

「スポーツ基本計画」では、スポーツの果たす役割の重要性を踏まえ、「スポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会」の創出を目指していくことが必要であるとされています。

その具体的な社会の姿として、以下の５つが掲げられています。

１つ目に「青少年が健全に育ち、他社との協同や公正さと規律を重んじる社会」、２つ目に「健康で活力に満ちた長寿社会」、３つ目に「地域の人々の主体的な協働により、深い絆で結ばれた一体感や活力がある地域社会」、４つ目に「国民が自国に誇りを持ち、経済的に発展し、活力ある社会」、５つ目に「平和と友好に貢献し、国際的に信頼され、尊敬される国」です。

スポーツによって育つ心、大切にしたいですね。

スポーツ基本計画リーフレット：文部科学省