ハーバード大生と東大、高校生が交流会
米大生の積極さ印象残る
「ハーバード大生と中高生との交流会」が3月25日に東京大学駒場キャンパスと渋谷教育学園渋谷中学高等学校の2会場に分かれて実施された。
午前中はハーバード大生と東大生とのパネルディスカッション、午後には中学高校生も参加し「大学とは何をする場所であるか」「中高時代にやっておくべきこと」「学歴は必要であるか」などをテーマにがディスカッションが行われた。
東大駒場会場には、全国から約30名の高校生が参加。当初の予想を上回る熱気で、ハーバード大生のポジティブさやアクティブさに影響を受けたようだった。
これはHCAP2008東京大学プログラムの一環で、東京大学の学生が企画したもの。3月22日から30日までハーバード大生7名が来日し、東大生が企画したフィールドワークやディスカッションを行った。24日には教育、国際、都市の3グループに分かれ、フィールドワーク。教育グループは文部科学省などに、国際グループは国際展開をしているユニクロ、外務省などを訪問。都市グループは渋谷や東京ミッドタウンを探索し、結果報告した。
HCAP(harvard college in asia program)はハーバード大学の学生とアジアの学生との国際交流を目的に発足した同大学公認の団体。HCAPプログラムはアジアでのネットワーク作りを狙いに2003年から開始され、2008ではアジア7大学のうち、日本では東大が選ばれた。東京大学が選ばれたのは2回目。
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