15大学が参加し、米国で第１回テクノロジーフェア
JUNBA(Japanese University Network in the Bay Area)は１月10日、サンフランシスコで国際産官学連携サミットを開催した。
JUNBAは、米国内に拠点を持つ日本の大学間の連携を図り、大学の国際化や産学連携などの諸活動を支援するための組織。サミットには、米国西海岸に海外拠点を持つ東北大学、東京理科大学など６大学が参加し、世界をリードできる研究モデルと手法、人的ネットワーク、実際的な各大学の起業の実績を今後の見通など、２０２５年をターゲットとした各大学の国際的産官学連携戦略について幅広く議論した。
また、翌11日は京都大学、立命館大学など15大学が参加し、大学の研究成果を発表する第１回テクノロジーフェアをはじめて開催した。会場には日系企業や米国大学、米国企業関係者約２００名が来場し、自社などの発展の種となりそうな研究成果に視線を注いだ。
JUMBAの事務局は、独立行政法人日本学術振興会のサンフランシスコ研究連絡センターが務める。日本学術振興会では、米国、イギリス、中国など９か国10か所に海外研究連絡センターを設置し、日本の大学の海外拠点間の連携役を果たすなど、日本の大学の国際化を支援する活動も展開している。また、海外研究連絡センターには大学が事務所として利用できるスペースがあり、現在７大学が利用している。
＜国際産官学連携サミット参加大学＞東北大学▽東京理科大学▽横浜市立大学▽大阪大学▽九州大学▽鹿児島大学
＜テクノロジーフェア参加大学＞北海道大学▽鹿児島大学▽京都大学▽九州大学▽名古屋大学▽奈良先端科学技術大学院大学▽大阪大学▽立命館大学▽東北大学▽東京工業大学▽東京農工大学▽東京理科大学▽東京大学▽山梨大学▽横浜市立大学