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太宰府小の修旅Web |
文部科学大臣賞に太宰府小
(公財)全国修学旅行研究協会(以下、全修協)が行う、「第15回修学旅行ホームページコンクール」の受賞校が発表され、大賞に当たる文部科学大臣賞は、福岡県太宰府市立太宰府小学校が受賞した。高等学校部門優秀賞は神奈川県立海老名高等学校が、中学校部門優秀賞は栃木市立栃木東中学校がそれぞれ受賞。なお、小学校部門優秀賞は該当なし。3月4日には、受賞校の代表が出席し都内で表彰式が行われた。
大賞を受賞した太宰府小学校のHPは、活動の目当てがしっかりしており、事前・事後の活動の充実が見られること、また、インターネットやプレゼンテーションソフトが調べ学習、まとめ学習に効果的に活用されていることが高く評価された。
海老名高等学校のHPは、修学旅行新聞にある「ただ行くだけではない、考える修学旅行」が伝わること、デザインも見やすく工夫されている点を評価。栃木東中学校のHPは、ただ楽しいだけでなく、修学旅行を通した生徒の学びと成長がわかる内容になっている。
太宰府小学校の園田正斉校長は、「情報教育の指導をしている外部講師の八幡浩子先生の熱心な指導の下、修学旅行の学習の成果をすばらしいHPにまとめることができた。一昨年、昨年と優秀賞を受賞し、今年は文部科学大臣賞を受賞することができ、6年生には卒業式ですばらしい報告をすることができる」と受賞の喜びを語った。
栃木東中学校の鈴木久雄教諭は、「今回のHPの作成には、パソコン部の2年生6名が取り組みました。この受賞を糧にして、将来の進路をよりよいものとしてくれるとうれしい」と受賞の喜びと共に今後の期待を述べた。
太宰府小(前列右から2人目が園田校長)は2回の優秀賞を経て、悲願の大賞に |
全修協の岩P正司理事長は、「受賞したHPは、学習内容やインターネットの活用などで、今後の活動の手本となり、日本全国の学校が参考にできるものだ。今後の修学旅行が充実したものになることを祈念している」とあいさつ。
また、入選には奈良市立富雄南中学校、大阪府豊中市立第九中学校、兵庫県立小野高等学校が選ばれている。
【2016年3月21日号】