2008年に教育旅行の受け入れのために町と民間業者が一体となって立ち上げたみなかみ町教育旅行協議会は、現在みなかみ町観光協会の中で運営されているが、4月より一般社団法人として新体制をスタートさせる。
4月からも従来通り「ワンストップ窓口」として、地域に根ざしたプログラムを運営し、外国人観光客の受け入れ体制を強化していきながら、群馬県の北半分が教育旅行のフィールドとなるくらいに近隣町村との広域連携も強化していきたいとしている。
3月4日には「ぐんまちゃん家」(ぐんま総合情報センター)でみなかみ町の教育旅行プレゼンテーションが行われ、同町の教育旅行の魅力について説明がなされた。
練馬から約90分 好アクセスが魅力
同協議会の松本亨太副会長は、「我々は"資源を活かす"ことをミッションに活動しております。また、練馬ICから水上ICまでは約90分と首都圏からのアクセスが良く、通常よりも1つ多く体験活動ができる場所です」とあいさつし、協議会が宿泊や体験をワンストップで手配できる機動力を強調した。
みなかみ町は、農業体験、民泊、アウトドアスポーツ、工芸や果物狩りの体験など大自然を活用した教育旅行素材が多いが、それを活かして各学校のニーズに応じたオリジナルプログラムの造成に長けている。
最長28キロメートルのネイチャーウォーク、みなかみアドベンチャープログラム、どろんこ大運動会、里山再生プログラムなど、これまで目的に応じた様々なプログラムを提案してきた。
http://www.enjoy-minakami.jp/taiken/
【2014年3月17日号】