巻物と握りを職人から学び、自分たちも |
ザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区)は、12月27日に「ホテルでチャレンジ!寿司職人のお仕事体験」を開催し、14名の子どもたちが寿司職人になって保護者と自分たちの寿司を握り、お昼ご飯にした。
これは「美しい時代へ」をスローガンとする東急グループが行う「とうきゅうKIDS PROGRAM」の一環で、親子で職業体験やものづくりを行う体験型プログラムだ。
今回同ホテルでは、日本料理「水簾」の柘植実板長が見守る中、料理人の金坂隆宏さん、坂本和樹さんの2人から巻物と握り寿司を学んだ。体験に先だち、同ホテルの加藤完十郎総料理長は「料理の力は人を幸せにする。人生の度々に料理がある。ぜひ楽しくやりましょう」と子どもたちにエールを送った。
子どもたちは、手洗いから道具、シャリ、のりなどの説明を受け、慣れない手つきで調理を行った。子どもたちの食への興味は高く、完成後の試食時間には、お米やデザートの品種や産地、またなぜお寿司では新米ではなく古米を使うのか、など様々な質問があがった。
参加者の小林優珠咲さん(小4)と父・敏さんは「家でも握ってみよう」と仲良く試食。「台所に立つことはあるが、正面から調理を見せてあげられないので、応募してみた。いつもと違う、キリッとした娘が見られた」と話した。
【2014年2月17日号】