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国際青少年交流農村宣言【長野県】

農村体験で地域を活性化

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地域活性化に向け県や市町村が団結

 長野県は、若者の農村体験などに力を入れることで地域活性化を図ろうと、国内外からの教育旅行受け入れ推進などをうたった「国際青少年交流農村宣言」を発表し、10月8日に、「農村×観郷(かんきょう)×観光で無限の可能性を!」をテーマにパネルディスカッションを開催した。

  パネルディスカッションは、コーディネーターに立教大学観光学部の清水愼一特任教授を迎え、長野県阿部守一知事のほか、国土交通省、農林水産省担当者などがパネリストとして登壇した。

  宣言に賛同した団体は、長野県と県内47市町村と10団体の計58団体。今後は、この宣言を受けて取り組みを具体化するために、宣言を英語、中国語、韓国語版に翻訳し、県内への教育旅行誘致のために、アクションプランを作成していく。

●世界中の青少年がさまざまな世代と交流を深める「ふれあいの旅」を支援します。
●農村・観光事業者・行政が一体となって、国内外からの教育旅行の受入や海外の学校との交流を推進します。
●農村のもたらす癒しの効果を検証するとともに、農村の癒し体験を取り入れたニューツーリズムを促進し、農村の魅力を世界に発信します。
●環境保全の重要性を訴えるとともに、豊かな自然と景観、風俗習慣を守り、真の豊かさを実感できる美しい農村づくりを進めます。
●健康長寿日本一の暮らしを続け、健康生活を次世代に伝えます。
●「国際青少年交流農村宣言」を広め、行動を続け、賛同する国・地域との親交を築きます。

【2011年11月21日号】