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世界に誇る日本食産業を体験

カップヌードルミュージアムOPEN

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外観は横浜の歴史ある景観をリスペクトした
赤レンガと美しいガラスが融合

 1971年にカップヌードルが発明されてから40年。日清食品の創業者であり、チキンラーメンやカップヌードルを世に送り出した安藤百福氏の原動力となった「クリエイティブ・シンキング=創造的思考」を体験できる「カップヌードルミュージアム」が、9月17日、横浜市中区にオープンした。展示や体験を通じて、工場見学とは違った角度から、日本が世界に誇る食文化や産業が見えてくる体験型のミュージアムだ。

柔軟な思考を養う 6つのキーワード

  安藤氏のクリエイティブ・シンキングは、「まだないものを見つける」「なんでもヒントにする」「アイデアを育てる」「常識にとらわれない」「タテ・ヨコ・ナナメから見る」「あきらめない」の6つのキーワードからなる。2階「クリエイティブ・シンキングボックス」では、現代アートという形で、クリエイティブ・シンキングを斬新な形で展開。体験した人の柔軟な思考を呼び起こす。

  3階「チキンラーメンファクトリー」は、小麦粉をこねたり、伸ばしたり、チキンラーメンの手作り体験が行える工房。小学生300円、中学生以上500円(要予約、小中高等学校の学校教育で利用する場合は無料)。

  3階「マイカップヌードルファクトリー」では、自分でデザインしたカップに好みのスープと具をトッピングして、オリジナルのカップヌードル作りが楽しめる(1食300円。予約不要)。

  4階「カップヌードルパーク」は、巨大な工場を模した遊具施設で、自分自身が麺となって、出荷されるまでの製造工程を全身で体験する。1回300円(予約不要)。毎週火曜休館。入館料は大人500円、高校生以下は無料。
問合せ=045・345・0918

【2011年10月17日号】